皆さんこんにちは!資格キングダム管理人の眞太郎(@shikaku_kingdom)です。
さて本記事では、主婦におすすめの資格について解説しています。
ぶっちゃけ「稼ぐ」ということだけを考えれば難易度の高い資格を取得するのが良いのでしょうけど、家事や子育てをしながら国家資格を取れますかって話ですよね。
そりゃ学歴があってそもそも勉強が好きな方、かつ時間とお金に余裕のある方ならどんな資格だって取得できると思いますが、中々難しいことだと思います…(汗)
そこで本記事では、普段、家事や子育てで忙しい、でも資格を取得してフルタイム、またはパートタイムで稼ぎたいという主婦の方に向けて、資格の種類や資格を選ぶ際のポイント、おすすめの資格などを解説していますので是非参考にしてくださいね。
目次
主婦だって資格を取得すれば就職だって出来るし開業だって出来る
まず、これだけは言えるのですが、主婦の方だって資格を取得すれば就職だって出来るし、独立して開業することだって出来ます。
もちろん取得する資格の難易度によって収入や勤務体制も異なりますが、収入は確実に増えます。
ただ、最近は最低賃金が増加傾向にあり、時給1,000円以上で働ける企業も増えています。
また、派遣では「即給払い」といって、当日の現金払い、翌日の振込払いなど、特に資格を持たなくても稼げる仕事はたくさんあるのが実情ですね。
資格を取得していれば、ある意味「無資格よりも比較的楽に、安定してお金を稼げるようになる(業務が簡単という意味ではない)」というイメージですかね…。
資格の種類
資格の種類を大きく分類すると、国家資格、公的資格、民間資格に分けることが出来ます。
国家資格 | 公的資格 | 民間資格 | |
発行組織 | 国または 国から許可を得た組織等 |
地方自治体 公益法人 財団法人等 |
個人や団体 民間企業等 |
難易度 | 難しい | 普通 | 簡単 |
勉強時間 | たくさん必要 | やや必要 | 比較的短い |
取得後の給与 | 高いけどスキルも必要 | スキルにより変動 | スキルにより変動 |
分かりやすくいうと、難易度が高い資格は収入が高い傾向にあり、難易度の低い資格は収入は低い傾向にあります。
ただし、一概に資格の種類で収入が推移するわけではなく、問題は取得後にいかに結果を残すことができるかだと思います。
国家資格
国家資格は、国の制度に基づき能力や知識を証明する資格です。
国家資格の有名どころでいうと、弁護士、行政書士、税理士など士業が多い印象ですが、難易度は非常に高いです。
中には、「学歴」や「年齢」、「実務経験◯年以上」といったように制限がある資格もあり、取得するまでに5年以上かかる国家資格もあるくらいです。
ただし、国家資格を持っていないと業務ができない仕事もあるため、その分報酬(給与)は高い傾向にあります。
例えば、弁護士になれば年収3000万円以上も夢じゃない的なやつですね。
公的資格
公的資格は、地方自治体や公益法人、財団法人などが実施していて公的な性質を持っている資格です。
公的資格の有名どころでいうと、日商簿記検定や販売士検定、実用英語技能検定などが該当します。
分かりやすく言うと、履歴書にずら〜っと並べるあの資格です。
中には実用的な資格もありますが、逆に言えば取得していて当然と捉えられる資格も存在します。
公的資格は直接的に給与が上がると言うよりも、ないよりはあったほうが有利程度の資格ですね。
民間資格
民間資格は、管轄が国や自治体ではなく、個人や民間企業が独自の審査基準で設けている資格で、難易度は低めです。
例えば、当サイトでも度々ご紹介しているPBアカデミーも民間資格に該当し、ネイルやまつ毛エクステ(美容師免許必須)など、美容からハンドメイドと幅広い資格を展開しています。
また、一般的な有名どころで言うとインテリアコーディネーターやペットトリマーなども民間資格です。
国家資格や公的資格に比べると見劣りされがちですが、私個人的には主婦の方なら民間資格を取得し、やや専門的な職に就くことで安定した給与が見込めると思います。
資格を選ぶ際のポイント
資格を選ぶ際のポイントとしては、取得後の給与でどれくらい稼ぎたいのか?または、取得後どのように働きたいのか?さらに、資格を取得するまでの勉強時間や取得予算について入念に下調べをした上で選んでいきましょう。
資格取得後の給与でどれくらい稼ぎたいのか?
まずは、資格を取得後の給与でどれくらい稼ぎたいのか?はとても重要なことです。
例えば、旦那さんの扶養内でパートタイムで稼ぎたいのか、または旦那さんの扶養に入らずフルタイムで稼ぎたいのかの2択かと思います。
稼ぐ金額によっては、無駄に税金を払うことになる場合もありますし、保育園や幼稚園でたくさんの月謝を払うことになる場合もあるので事前に下調べが必要となります。
資格取得後どのように働きたいのか?
続いて、資格を取得後どのように働きたいのか?も重要なことです。
稼ぎたい金額にも比例しますが、例えば子供のお迎えの時間まで働きたい、またはいわゆる9時17時で働きたいのか、ご自身の希望によって変わってきますね。
資格取得までの勉強時間
続いて、資格を取得するまでの勉強時間です。
あくまで勉強する時間ではなく、ご自身で作れる時間と考えれば分かりやすいですかね。
資格はいわば試験に合格することができれば良いので、勉強時間は人それぞれです。問題は一日の中でどれくらいの時間を作ることができるのかですので、特に家事や子育てで忙しい主婦の方はよく考えてから資格を選びましょう。
資格を取得するために必要な予算
続いて、資格を取得するために必要な予算です。
試験費用、講座費用、スクールの月謝など、資格によって様々です。
例えば、弁護士になるために必要な資格の司法試験は28,000円(収入印紙)かかりますので、10回受けたら28万円かかります。
また、通信講座などで民間資格を取得する際には講座料金がかかりますが、PBアカデミーのLEDレジンアクセサリー認定講師の場合は税込75,900円の講座料金がかかります。
資格によってかかる費用は様々なので、こちらも事前に下調べした上で資格を選んでいきましょう。
経営者目線・採用担当者目線の有資格者の印象
面接の際、履歴書にたくさんの資格を取得している方を見かけますが、印象は良くも悪くもないって感じです。
経営者、または採用担当者からすると、取得している資格よりも実際にどれくらいのスキル(実務経験)があるかを見ますので、なんでもかんでも取得すれば良いものではありません。
私自身も過去に小さいながらに会社を経営していた時期があったのですが、面接は私自身が対応していました。
あくまで私自身の経験ですが、公的資格、及び民間資格はサッと見るだけで、問題は面接に来た人の容姿、振る舞い、過去の実務経験を重要視していました。
ですので、あくまで私個人的な主観ですが、まずはご自身のやりたいことを決め、そのやりたいことを実現するために必要な資格を見つけて取得するのがおすすめです。
難易度が低く学歴の関係ないおすすめの資格
改めて本記事の趣旨は、家事や子育てをしている主婦の方におすすめの資格ですが、「難易度が低く学歴の関係ない資格」をいくつかご紹介していきます。
美容ならネイリストがおすすめ
まずは、美容関連のネイルの資格です。
ネイリストはパートで働くこともできますし、後に独立して自分のお店を持つことも可能です。
自分の都合で予約をとることも可能ですので、比較的自由度の高い職業、かつこれから先もまだまだ需要があります。
難易度 | やや簡単 |
勉強時間 | 3ヶ月〜 |
資格の取得費用 | JNEC3級:6,800円 PBアカデミージェルネイル認定講師:86,900円 |
ネイリストの資格については、別記事にて詳しく解説していますので、以下リンクも併せてご覧ください。

ハンドメイドなら自宅にいながら稼ぐことも可能
続いて、ハンドメイドなら自宅にいながら稼ぐことも可能です。
最近ではメルカリなどのフリマアプリで販売する主婦も多く、作家としての知名度さえ上がって来ればショップを開業することも可能になります。
それこそ自宅で空いた時間に作品を作ることができるので、ネイリストよりも自由度は高めですね。
難易度 | 簡単 |
勉強時間 | 2ヶ月〜3ヶ月 |
資格の取得費用 | PBアカデミーの認定講師:75,900円〜 |
ハンドメイドの資格については、別記事にて詳しく解説していますので、以下リンクも併せてご覧ください。



まとめ
まとめになりますが、世の中には数多くの資格がありますが、主婦の方が目指せる資格は意外と少ないのが現実です。
と言うよりも、資格を取得して家庭と両立できる仕事を探すことはとても難しいことですよね。
プライベートな時間があってこその人生だと思いますので、ご自身の環境や希望をよく考えて資格の取得を検討してみてくださいね。
以上、本記事も最後までご覧頂きありがとうございました。
